生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、性生活を行っているにもかかわらず妊娠に至らない場合に不妊症と診断します。
“一定期間"については諸説ありますが、2年というのが一般的です。
全夫婦の約10%が不妊症であると言われています。
不妊の原因は単一ではなく複数の因子が関係している事が多いため、系統的な検査を行い原因をを見つけ出す事が大切です。
一方で一般的な検査では原因が特定できない(現在の診断技術では原因を見つける事が難しい)場合もあります。
系統的な検査では、基礎体温・内分泌検査・子宮内膜検査・性交後検査・細菌学的検査・卵管疎通性検査・精液検査(男性)などがあり、弱い部分が見つかった場合には、それをサポートする治療を行います。
一般的な治療で妊娠に至らない場合は、人工授精・体外受精/胚移植や顕微授精などに進みます。
当院では人工授精までの治療が可能です。
体外受精/胚移植や顕微授精を必要とする場合は専門施設をご紹介しています。
不妊治療には保険適応となる部分と自費診療となる部分があります。
詳しくは受診時にご相談ください。